金融商品共同開発記録(P-002a)注意！：無断転記は厳禁です。メールにて連絡して下さい。

　

国際分散投資の実務上考慮すべき点

　

＜Ａ＞データ・ベース：利用可能な国際情報システムの準備

（１）リアル・タイム・ニュース・システム

・テレレート（Telerate）

・ロイター（Reuters） など

（２）価格システム／分析サービス・システム

・エクスシェア（Exshare）

・テレクルス（Telekurs）

・クオトロン（Quotron）

・ＩＢＥＳ

・ロータス・ワンソース など

（３）ポートフォリオ・マネージメント etc.

・ＩＤＣ（Interactive Data Corporation）

・データストリーム（Datastream） など

　

＜Ｂ＞会計：国際ポートフォリオの会計システム

1. 各国の市場間の相違について調整、どの通貨でも基準通貨として扱える多通貨システム
2. 取引は受渡日でなく約定日を基準
3. 各国市場別の会計期間や先物取引などの取引ルールの調整
4. 各国別債券の経過利息の管理システム（計算方法の違い）
5. 外国における源泉徴収税の請求
6. ＜Ａ＞のデータベースとの結合 など

（評価機関：ｲﾝﾀｰｾｯｸ社、ﾌﾗﾝｸ･ﾗｯｾﾙ･ｲﾝﾀｰﾅｼｮﾅﾙ社、ｳｯﾄﾞ･ﾏｯｹﾝｼﾞｰ社など）

　

＜Ｃ＞カストディ：国際的な証券カストディ業務機関･･･数機関しかない

1. 世界中の情報の正確かつ迅速な収集
2. 取引通知の自動化
3. サブカストディアン
4. 決済サービス
5. マネージャー相互をコンピュータで結合する体制
6. 利息や配当の迅速な取立報告
7. 税金の徴収の自動化
8. 各国政府の十分な調査
9. 多通貨現金管理システム など

　

（参考文献：国際証券投資の基礎と応用）

　

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